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2006年10月19日

第三回「長門有希の100冊は図書館で揃うか?」調査

ブログ5000カウンタいくまでに半年以上かかったのに,何でたった4日で10000超えてるんでしょうか;

CAXさんに捕捉されたのが大きかったのだろうか。ありがたいかぎりでございます。


はてブではMIZUKIさん(id:waterperiod さんね)から「馬鹿!」とのお褒めの言葉をいただく。あと,fuzzyさんの的中率に驚く(国会なんてまんまじゃないすか;)。

おかげで仕事が忙しいのに無理やりUPすることに決めました。もっと馬鹿と呼んで下さい(マテ


そういうわけで第3回です。第1回はこちら。第2回はこちら。


前々回は日本最大の国立国会図書館,前回は公共図書館のトップ・東京都立図書館を調査しました。予定では次は大学図書館系で東大あたりいこうかと思っていたのだけれど,ちょっと方向転換。
前回,都立で70.1%という所蔵率を見て,自分は「少ない」と思ったのだけれど,MIZUKIさんはむしろ「多い」という。fuzzyさんの推定では(合計で)「35~70%程度」。んじゃ実際のところどうなんだろ,と思ったわけ。


そういうわけで今回は,都立につぐ規模をもつ都道府県立図書館を調査してみることにしました。それも今回は二館。
関西の雄,大阪府立図書館(約215万冊)。そして第三位の埼玉県立図書館(約137万冊)をチェック。

(ある程度自動化してるので,実はまとめてやった方がラクだったりします)


基準等は前回と同じ。なお,備考までちゃんと記入してると手間なたので,今回のリストは,全巻読めれば○,まるっきり読めない場合は×とし,一部のみ読める場合は前回同様小数で表示してます。あとおまけで前回までのリストも同様の形式で並べてみました。
結果はだいたい以下の通り。


タイトルほか国会図書館都立大阪府立埼玉県立
『ギリシア棺の謎』エラリー・クイーン(創元推理文庫)
『エンディミオン』ダン・シモンズ(ハヤカワ文庫SF)×
『ウロボロスの偽書』竹本健治(講談社文庫)
『双頭の悪魔』有栖川有栖(創元推理文庫)
『魍魎の匣』京極夏彦(講談社文庫)×
『ぬかるんでから』佐藤哲也(文藝春秋)×
『クレープを二度食えば。』とり・みき(筑摩書房)××
『誰彼』法月綸太郎(講談社文庫)×
『夏と冬の奏鳴曲』麻耶雄嵩(講談社文庫)××
『猶予の月』神林長平(ハヤカワ文庫JA)
『世界SF全集12』R・A・ハインライン(早川書房)
『バブリング創世記』筒井康隆(徳間文庫)
『(完本)黒衣伝説』朝松健(早川書房)××
『パスカルの鼻は長かった』小峰元(講談社文庫)
『時間衝突』バリントン・J・ベイリー(創元推理文庫)×
『三つの棺』J・D・カー(ハヤカワ・ミステリ文庫)
『エイリアン妖山記』菊地秀行(ソノラマ文庫)××
『順列都市』グレッグ・イーガン×
『ターミナル・エクスペリメント』ロバート・J・ソウヤー(ハヤカワ文庫SF)×
『復活祭のためのレクイエム』新井千裕(講談社文庫)
『精神現象学』G・W・F・ヘーゲル(平凡社ライブラリー)
『伯母殺し』リチャード・ハル(ハヤカワ・ミステリ文庫)××
『ゲーデルの哲学 不完全性定理と神の存在論』高橋昌一郎(講談社現代新書)
『赤い館の秘密』A・A・ミルン(創元推理文庫)
『十角館の殺人』綾辻行人(講談社文庫)××
『ヴィーナスの命題』真木武志(角川書店)×
『五百光年』草上仁(単行本未収録) - 「S-Fマガジン」1998年2月号
『暗号解読 ロゼッタストーンから量子暗号まで』サイモン・シン(新潮社)
「デュマレスト・サーガ」シリーズ E・C・タブ(創元推理文庫)×0.9 0.1
『名探偵の掟』東野圭吾(講談社文庫)×
『有限と微小のパン』森博嗣(講談社文庫)××
『魔術の歴史』エリファス・レヴィ(人文書院)
『オイディプス症候群』笠井潔(光文社)
『ダンス・ダンス・ダンス』村上春樹(講談社文庫)
『ジョーカー』清涼院流水(講談社文庫)××
『抱朴子』葛洪(岩波書店)
『殺人喜劇の13人』芦辺拓(講談社文庫)
『世界魔法大全(英国篇)4』ダイアン・フォーチュン(国書刊行会)
『妄想自然科学入門』菊川涼音(メディアワークス)××
『鋼鉄都市』アイザック・アシモフ(ハヤカワ文庫SF)
『法の書』アレイスター・クロウリー(国書刊行会)
『イーリアス』ホメーロス(平凡社ライブラリー) *呉訳
『真ク・リトル・リトル神話大系』H・P・ラヴクラフト(国書刊行会)
『僧正殺人事件』ヴァン・ダイン(創元推理文庫)
『衣装戸棚の女』ピーター・アントニイ(創元推理文庫)×
『殺意』フランシス・アイルズ(創元推理文庫)
『トンデモ本の世界』と学会(宝島社文庫)
『ガダラの豚』中島らも(集英社文庫)
『悪霊の館』二階堂黎人(講談社文庫)×
『知性化戦争』ディヴィッド・ブリン(ハヤカワ文庫SF)××
『タウ・ゼロ』ポール・アンダースン(創元SF文庫)
『月に呼ばれて海より如来る』夢枕獏(徳間文庫)×
『イメージシンボル辞典』アト・ド・フリース(大修館書店)
『椿姫を見ませんか』森雅裕(講談社文庫)×
『呪われし者の書』チャールズ・フォート :The Book of the Damned××××
『トリフィド時代 食人植物の恐怖』ジョン・ウィンダム(創元SF文庫)
『盗まれた街』ジャック・フィニィ(ハヤカワ文庫SF)××
『デッドソルジャーズ・ライヴ』山田正紀(早川書房)×
『暗闇の中で子供 The Childish Darkness』舞城王太郎(講談社ノベルス)×××
『失われた時を求めて』マルセル・プルースト(集英社文庫)
『カラマーゾフの兄弟』ドストエフスキー(新潮文庫)
『吉里吉里人』井上ひさし(新潮文庫)
『火星にて大地を想う』T・フロゥイング××××
『吸血鬼伝承「生ける死体」の民俗学』平賀英一郎(中公新書)
『エイリアン刑事』大原まり子(ソノラマ文庫)×
『落ち着かぬ赤毛』E・S・ガードナー(ハヤカワ・ミステリ文庫)××
『ブラウン神父の童心』G・K・チェスタトン(創元推理文庫)
『昭和歌謡大全集』村上龍(幻冬舎文庫)
『地球の長い午後』ブライアン・W・オールディス(ハヤカワ文庫SF)×
『リングワールド』ラリィ・ニーヴン(ハヤカワ文庫SF)×
『エンダーのゲーム』オースン・スコット・カード(ハヤカワ文庫SF)
『たったひとつの冴えたやり方』ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア(ハヤカワ文庫SF)××
『奇想、天を動かす』島田荘司(光文社文庫)××
『最上階の殺人 Shinjusha Mystery』アントニイ・バークリー(新樹社)×
『夢の樹が接げたなら』森岡浩之(ハヤカワ文庫JA)
『スターダスト・シティ』笹本祐一(ソノラマ文庫)×××
『陸橋殺人事件』ロナルド・A・ノックス(創元推理文庫)××
『金なら返せん!』大川豊(幻冬舎アウトロー文庫)0.5××0.5
『海を見る人』小林泰三(ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)×
『ホッグ連続殺人』ウィリアム・L・デアンドリア(ハヤカワ・ミステリ文庫)×
『思考する物語 SFの原理・歴史・主題』森下一仁(東京創元社)
『ドグラ・マグラ』夢野久作(角川文庫)
『たそがれに還る』光瀬龍(ハルキ文庫)
『ダーコーヴァ年代記』M・Z・ブラッドリー(創元推理文庫)0.1 0.8 0.1
『――――』――××××
『少年エスパー戦隊』豊田有恒(てのり文庫(国土社))
『ECCENTRICS』吉野朔実(小学館文庫)×××
『太陽の簒奪者』野尻抱介(ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)×
『悪魔の系譜』J・B・ラッセル(青土社)
『底抜け超大作』映画秘宝編集部編(洋泉社)×××
『猫たちの聖夜』アキフ・ピリンチ(ハヤカワ文庫NV)
『虎よ、虎よ!』アルフレッド・ベスター(ハヤカワ文庫SF)
『サード・コンタクト』小林一夫(ソノラマノベルス)××
『五番目のサリー』ダニエル・キイス(ダニエル・キイス文庫)
『赤と黒』スタンダール(新潮文庫)0.5
『百舌の叫ぶ夜』逢坂剛(集英社文庫)
『星を継ぐもの』J・P・ホーガン(創元SF文庫)×
『できるかなリターンズ』西原理恵子(角川文庫)×××
『海がきこえる』氷室冴子(徳間文庫)
『――』―××××
所蔵率95.0%70.1%76.8%65.7%

なんと大阪府立,都立に勝っちまいやがりましたw ここはけっこう小説類をきっちり揃えてるみたい。あと単行本をもってても文庫版を買う傾向があり,同一のタイトルが複数ある場合が多かったです。埼玉県立も都立のほぼ半分近いという蔵書数(都立は約240万)でありながら,ここまで食いついてきたのは立派。というか,都立はあまり小説類は重視してないのかもしれませんね。

調べてて面白かったのは「デュマレスト・サーガ」シリーズ。都立ではまるで持っていなかったこれを,大阪府立は31冊中30冊(新版がある分は,新旧両方)を揃えてるという脅威の品揃えでした。しかしどういうわけか最終巻「最後の惑星ラニアン」だけなぜか所蔵してない。
一方,埼玉県立では31冊中3冊しか所蔵してないのだけれど,ちょうど大阪府立で持ってない「最後の惑星ラニアン」がこのうちの一冊であったりする。不思議な因果。

ちなみに実在しない3冊,および邦訳のない1冊を除くと,都立・大阪府立・埼玉県立の3館で共通してもってない本は以下の5点でした。

『暗闇の中で子供 The Childish Darkness』舞城王太郎
『スターダスト・シティ』笹本祐一
『底抜け超大作』映画秘宝編集部編
『ECCENTRICS』吉野朔実
『できるかなリターンズ』西原理恵子

下の漫画2点がないのはまだわかるとして,残りをどこも持ってないのはちょっと妙かも。まあ人気あるところを意外に持ってなかったりもするしなあ。森博嗣とか綾辻行人とか。
ちなみに,3館まとめてで考えると所蔵率は91%まで上がります。分散収集のパワーを見た感じですね。


ではまた次回。今度は蔵書冊数の少ない県立あたりを見てみたいかも。

投稿者 Myrmecoleon : 00:03 | コメント (617) | トラックバック

2006年10月14日

第二回「長門有希の100冊は図書館で揃うか?」調査

第2回です。前回はこちら。

今回のターゲットは,日本の公共図書館中ナンバーワンの蔵書量を誇る

東京都立図書館

です。

ちなみに単純に蔵書量で考えるなら大学図書館などの方がはるかに多いのですが(都立は3館合計で200万クラスなのにたいして東大は800万クラス。ほかにも200万オーバーがごろごろしてる)組織の性格上,小説類はあまり受入れにくいというのがあります。「100冊」の大半がSFやミステリ関係の小説であることを考えると,国会につぐ成績を期待できるのはやはり公共図書館,その中でも一番大きな都立,ということでターゲットにいたしました。

なお,都立図書館は中央図書館・日比谷図書館・多摩図書館の三館に分かれますが,今回はその区別はせずに全館あわせてで「100冊」中何冊が読めるか,を調査しています。一館で何冊,というのとは少し違うと思いますがご了承ください。
(要望あれば,一館単位での数も出せますけどねー)


では改めて基準の確認。

リストはCAX氏の「長門有希の100冊」のページを使用。これらと同一の本を探すのが基本。
ただしこの条件では国会図書館以外がずたぼろになるおそれが大きいので,ほぼ同一のテキストをもっていると思われる本については別版でも可とします。具体的には,同じ本の旧版であるとか,以前に出た新書版であるとか。
なお,この基準だと前回あった『金なら払えん!』が救済されて国会の所蔵率が95.5%にあがりますが,国会は例外扱いとします。

また洋書の邦訳については,訳者が同じと確認できれば可とします。訳者が異なる場合はNG。

上下巻,シリーズなどで複数巻あるものについては,国内既刊分の全冊が揃って「1冊」という計算。欠けのある場合は刊行の冊数中何割を所蔵しているかでとり,小数として計算。

あと対象とする「図書館」は,基本的には建物としての館ではなく,同名の一組織として計算します。このため,分館などがある場合は,それらを含めた蔵書を確認します。一箇所で読める冊数ということではなく,ひとつの図書館が管理している冊数ということになるので注意してください。


ちなみに今回の作業は,都立のOPACがセッション管理せずに直接叩けるので,ISBNが一致するものに関してはスクリプト書いてまとめてチェックしました。サーバに負担かけると悪いので一度に10冊ずつにしましたが……途中でサーバ止まってたなあ; 定期のものだといいんだが。


んでは調査結果。

タイトルほか所蔵冊数/刊行冊数備考
『ギリシア棺の謎』エラリー・クイーン(創元推理文庫)1/1タイトル「ギリシャ棺の謎」
『エンディミオン』ダン・シモンズ(ハヤカワ文庫SF)2/2*単行本
『ウロボロスの偽書』竹本健治(講談社文庫)2/2*新書版,単行本
『双頭の悪魔』有栖川有栖(創元推理文庫)1/1*単行本
『魍魎の匣』京極夏彦(講談社文庫)1/1*新書版
『ぬかるんでから』佐藤哲也(文藝春秋)1/1
『クレープを二度食えば。』とり・みき(筑摩書房)0/1
『誰彼』法月綸太郎(講談社文庫)1/1*新書版
『夏と冬の奏鳴曲』麻耶雄嵩(講談社文庫)1/1*新書版
『猶予の月』神林長平(ハヤカワ文庫JA)2/2*単行本
『世界SF全集12』R・A・ハインライン(早川書房)1/1ISBNなし
『バブリング創世記』筒井康隆(徳間文庫)1/1*単行本
『(完本)黒衣伝説』朝松健(早川書房)0/1
『パスカルの鼻は長かった』小峰元(講談社文庫)1/1*単行本
『時間衝突』バリントン・J・ベイリー(創元推理文庫)0/1
『三つの棺』J・D・カー(ハヤカワ・ミステリ文庫)1/1*単行本
『エイリアン妖山記』菊地秀行(ソノラマ文庫)0/1
『順列都市』グレッグ・イーガン2/2
『ターミナル・エクスペリメント』ロバート・J・ソウヤー(ハヤカワ文庫SF)1/1
『復活祭のためのレクイエム』新井千裕(講談社文庫)1/1*単行本
『精神現象学』G・W・F・ヘーゲル(平凡社ライブラリー)2/2
『伯母殺し』リチャード・ハル(ハヤカワ・ミステリ文庫)1/1*単行本
『ゲーデルの哲学 不完全性定理と神の存在論』高橋昌一郎(講談社現代新書)1/1
『赤い館の秘密』A・A・ミルン(創元推理文庫)1/1*単行本
『十角館の殺人』綾辻行人(講談社文庫)0/1
『ヴィーナスの命題』真木武志(角川書店)1/1
『五百光年』草上仁(単行本未収録) - 「S-Fマガジン」1998年2月号1/1
『暗号解読 ロゼッタストーンから量子暗号まで』サイモン・シン(新潮社)1/1
「デュマレスト・サーガ」シリーズ E・C・タブ(創元推理文庫)0/31
『名探偵の掟』東野圭吾(講談社文庫)1/1*単行本
『有限と微小のパン』森博嗣(講談社文庫)0/1
『魔術の歴史』エリファス・レヴィ(人文書院)1/1
『オイディプス症候群』笠井潔(光文社)1/1
『ダンス・ダンス・ダンス』村上春樹(講談社文庫)2/2*単行本
『ジョーカー』清涼院流水(講談社文庫)2/2
『抱朴子』葛洪(岩波書店)1/1ISBNなし
『殺人喜劇の13人』芦辺拓(講談社文庫)1/1*単行本(東京創元社版)
『世界魔法大全(英国篇)4』ダイアン・フォーチュン(国書刊行会)1/1ISBNなし
『妄想自然科学入門』菊川涼音(メディアワークス)0/1
『鋼鉄都市』アイザック・アシモフ(ハヤカワ文庫SF)1/1*単行本
『法の書』アレイスター・クロウリー(国書刊行会)1/1ISBNなし
『イーリアス』ホメーロス(平凡社ライブラリー)2/2*岩波版あり(訳者同じ)
『真ク・リトル・リトル神話大系』H・P・ラヴクラフト(国書刊行会)11/11ISBNなし
『僧正殺人事件』ヴァン・ダイン(創元推理文庫)1/1*単行本
『衣装戸棚の女』ピーター・アントニイ(創元推理文庫)0/1
『殺意』フランシス・アイルズ(創元推理文庫)1/1
『トンデモ本の世界』と学会(宝島社文庫)1/1*単行本
『ガダラの豚』中島らも(集英社文庫)3/3*単行本(実業之日本社)
『悪霊の館』二階堂黎人(講談社文庫)1/1*単行本(立風書房)
『知性化戦争』ディヴィッド・ブリン(ハヤカワ文庫SF)0/2
『タウ・ゼロ』ポール・アンダースン(創元SF文庫)1/1
『月に呼ばれて海より如来る』夢枕獏(徳間文庫)1/1*単行本(広済堂出版)
『イメージシンボル辞典』アト・ド・フリース(大修館書店)1/1
『椿姫を見ませんか』森雅裕(講談社文庫)1/1*単行本
『呪われし者の書』チャールズ・フォート :The Book of the Damned0/1未邦訳。原書も所蔵なし。
『トリフィド時代 食人植物の恐怖』ジョン・ウィンダム(創元SF文庫)1/1ISBNなし
『盗まれた街』ジャック・フィニィ(ハヤカワ文庫SF)0/1
『デッドソルジャーズ・ライヴ』山田正紀(早川書房)1/1
『暗闇の中で子供 The Childish Darkness』舞城王太郎(講談社ノベルス)0/1
『失われた時を求めて』マルセル・プルースト(集英社文庫)3/3*単行本
『カラマーゾフの兄弟』ドストエフスキー(新潮文庫)3/3*単行本
『吉里吉里人』井上ひさし(新潮文庫)3/3*単行本
『火星にて大地を想う』T・フロゥイング0/1不明
『吸血鬼伝承「生ける死体」の民俗学』平賀英一郎(中公新書)1/1
『エイリアン刑事』大原まり子(ソノラマ文庫)0/3
『落ち着かぬ赤毛』E・S・ガードナー(ハヤカワ・ミステリ文庫)0/1
『ブラウン神父の童心』G・K・チェスタトン(創元推理文庫)1/1ISBNなし
『昭和歌謡大全集』村上龍(幻冬舎文庫)1/1*単行本(集英社)
『地球の長い午後』ブライアン・W・オールディス(ハヤカワ文庫SF)1/1ISBNなし
『リングワールド』ラリィ・ニーヴン(ハヤカワ文庫SF)1/1*単行本
『エンダーのゲーム』オースン・スコット・カード(ハヤカワ文庫SF)1/1
『たったひとつの冴えたやり方』ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア(ハヤカワ文庫SF)0/1
『奇想、天を動かす』島田荘司(光文社文庫)0/1
『最上階の殺人 Shinjusha Mystery』アントニイ・バークリー(新樹社)1/1
『夢の樹が接げたなら』森岡浩之(ハヤカワ文庫JA)1/1*単行本
『スターダスト・シティ』笹本祐一(ソノラマ文庫)0/2
『陸橋殺人事件』ロナルド・A・ノックス(創元推理文庫)0/1*早川書房版のみあり
『金なら返せん!』大川豊(幻冬舎アウトロー文庫)0/2
『海を見る人』小林泰三(ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)1/1
『ホッグ連続殺人』ウィリアム・L・デアンドリア(ハヤカワ・ミステリ文庫)0/1
『思考する物語 SFの原理・歴史・主題』森下一仁(東京創元社)1/1
『ドグラ・マグラ』夢野久作(角川文庫)2/2ISBNなし
『たそがれに還る』光瀬龍(ハルキ文庫)1/1*早川書房版
『ダーコーヴァ年代記』M・Z・ブラッドリー(創元推理文庫)2/221・2巻のみ
『――――』――0/1不明
『少年エスパー戦隊』豊田有恒(てのり文庫(国土社))1/1ISBNなし
『ECCENTRICS』吉野朔実(小学館文庫)0/2
『太陽の簒奪者』野尻抱介(ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)1/1
『悪魔の系譜』J・B・ラッセル(青土社)1/1*旧版
『底抜け超大作』映画秘宝編集部編(洋泉社)0/1
『猫たちの聖夜』アキフ・ピリンチ(ハヤカワ文庫NV)1/1* Hayakawa novels
『虎よ、虎よ!』アルフレッド・ベスター(ハヤカワ文庫SF)1/1*単行本
『サード・コンタクト』小林一夫(ソノラマノベルス)0/1
『五番目のサリー』ダニエル・キイス(ダニエル・キイス文庫)2/2*単行本
『赤と黒』スタンダール(新潮文庫)2/2ISBNなし
『百舌の叫ぶ夜』逢坂剛(集英社文庫)1/1*単行本
『星を継ぐもの』J・P・ホーガン(創元SF文庫)0/1
『できるかなリターンズ』西原理恵子(角川文庫)0/1
『海がきこえる』氷室冴子(徳間文庫)1/1*単行本

東京都立図書館について,「長門有希の100冊」の100冊中,ISBNまで完全に一致するものは10数冊しかありませんでした(最初見たとき腰抜かしました)。あとで確認したらISBN未入力が数冊ありましたが,あわせても20数冊です。
ただし上記の基準のとおり,今回以降の調査では,別の版でもほぼ同一のテキストと認められるものについては含めます。この場合,70冊について所蔵が確認できます(おそらく,単行本を所蔵してるものは文庫版を買わないため)。また,ダーコーヴァ年代記シリーズについてはなぜか1・2巻のみ所蔵があったので,シリーズ22冊中2冊で約0.09冊のプラス。細かい小数でても意味ないので,0.1冊と見なします。
以上から,東京都立図書館の「長門有希の100冊」所蔵率は 70.1% となりました。



正直驚きです。公共図書館最大の都立図書館をもってしても,8割を割るだなんて。
無かった本のうち,ノックスの『陸橋殺人事件』については別訳者の早川書房版があるけれど,それ以外は見事に全滅。

欠けた作品の作家の名をあげると,とり・みき,朝松健,バリントン・J・ベイリー,菊池秀行,綾辻行人,E.C.タブ,森博嗣,ピーター・アントニイ,ディヴィッド・ブリン,舞城王太郎,大原まり子,E・S・ガードナー,ウィリアム・L・デアンドリア,J・P・ホーガンなど。けっこう有名どころも混じってますね。
都立とかだとSFはあんまり買わないのかなー,と思ったらそうでもなく,同じ著者のほかの本はけっこう置いてるのですね。どうも小説の網羅的購入はしていないみたい。まあそれはそれで立派な方針なのですが,連続物の途中やラストの一冊が置いてないと利用者は困るだろうなあ。『有限と微小のパン』とか。

しかし都立でこの成績だとすると……ほかの都道府県立はどうなんだろう。もしかして5割切る館もけっこうあるんじゃないか;


そんな事態に遭遇しつつもまだ続けるつもり。

投稿者 Myrmecoleon : 17:13 | コメント (880) | トラックバック

2006年10月12日

第一回「長門有希の100冊は図書館で揃うか?」調査

mixiのコミュニティで図書館の中高生向けサービスにハルヒがいいんじゃないか,という話があって,それならいっそ特別展示で「長門有希の100冊」やっては? みたいなネタを投げました。多少趣味の偏ってる点はあるとはいえ,けっこう多分野にわたったリストで,図書館の展示としても悪くない気がするんですよね。

全100冊(シリーズや上下巻は1冊と計上)中,2冊は発音不能,1冊は実在しない,1冊は未邦訳の洋書(という説が濃厚),また1点は本ではなく雑誌に掲載された小説,また2点は全集ものの一部にあたるので,このあたりは入手不可能,または困難。ただ残りについては,比較的有名な作品が多いこともあり,一般的な図書館であれば半分くらいは揃うんじゃないかなー,とか。取り上げられた作家さんの別作品なども混ぜれば,けっこう立派なコーナーができる予感。
ハルヒのアニメでことあるごとに長門が読んでた本も多数含まれてるので,アニメからのファン受けもいい。また「100冊」には各分野の名著が揃ってるので,そっちの読者がハルヒに興味を持ちだし,ライトノベルにハマっていく展開もありかな,などと妄想したり。

自分が公共図書館でYAコーナー担当だったら絶対やってるなあ。。。。
おすすめですよー,そこの司書さん方。


まあ,長門さん読書ネタは(というか涼宮ハルヒネタ自体が)旬を過ぎた観があるので,わりといまさらなんですけどねー。でも,絶版本が多数含まれてるこのコレクションを全部まとめて読ませられるのは,図書館しかない気がするんだよな。メロンブックス秋葉店でも似たようなことやってたようだけど,やはり文庫で現役の一部タイトルしか揃わなかった様子。ここで元祖ロングテールたる図書館の貫禄を見せつけるですよっ。

まあ冗談はさておき(冗談かい)本当のところ,どのへんまで図書館で持ってるのか,というのはちょっと気になったり。Amazonでの入手難度をあげてる人がいたり,読破&電子化を目指してる人がいたりといろいろありますが,図書館での所蔵具合を調査したネタはまだ出てないはず。

ということで,誰もやらないならやってやれ,の精神で調査しようかと(馬鹿)。
ちょうど横断検索の図書館分の実験もやらなくちゃいけなかったので,そのへんを整備するついでにチェックしてみたいかと思っております。


で,はえある第一回はやはり図書館の中の図書館,

国立国会図書館

で行ってみましょう。



作業は,ちょうどNDL-OPACを外部から使えないかといろいろ試したところだったので,CAX氏の「100冊」のページからPHPでISBNのリストを抜き取り,そのリストからNDL-OPACに飛ばすためのURLを生成して,一冊一冊確認してまいりました。まあ機械的にざざーっとやった方が早かったのでしょうが,図書館側のサーバ負荷もありますので,今回は手動でやってます。あとで見たらISBNの入ってないデータ(初版にはなかったんでしょう)がけっこうあったので,どうせ手動でやらんといけなかったみたいで結果オーライ。

所蔵の確認は,双方にISBNのあるものはISBNで,NDL側にISBNが入ってないものはタイトルと出版社が一致したもののみOKとしています。今回は相手が国会図書館なのでやや厳しくしてますが,今後県立図書館等を調査する場合は,単行本と文庫本,新書の違いぐらいは許容してもいいかも,と思っています。
また上下巻,シリーズなどで複数巻あるものについては,国内既刊分の全冊が揃って「1冊」という計算をしています。また欠けのある場合は刊行の冊数中何割を所蔵しているかでとり,小数として計算しています。たとえば,上下巻で上巻だけがない場合は0.5冊と計算します。

なお,上記したとおりリストはCAX氏作成のものを使用しています。「ザ・スニーカー」のオリジナルの方は確認していません。異同などもあるかもしれませんが,ご了承ください。



というわけで調査結果です。

タイトルほか所蔵冊数/刊行冊数備考
『ギリシア棺の謎』エラリー・クイーン(創元推理文庫)1/1ISBNなし,タイトル「ギリシャ棺の謎」
『エンディミオン』ダン・シモンズ(ハヤカワ文庫SF)2/2
『ウロボロスの偽書』竹本健治(講談社文庫)2/2
『双頭の悪魔』有栖川有栖(創元推理文庫)1/1
『魍魎の匣』京極夏彦(講談社文庫)1/1
『ぬかるんでから』佐藤哲也(文藝春秋)1/1
『クレープを二度食えば。』とり・みき(筑摩書房)1/1
『誰彼』法月綸太郎(講談社文庫)1/1
『夏と冬の奏鳴曲』麻耶雄嵩(講談社文庫)1/1
『猶予の月』神林長平(ハヤカワ文庫JA)2/2
『世界SF全集12』R・A・ハインライン(早川書房)1/1ISBNなし
『バブリング創世記』筒井康隆(徳間文庫)1/1
『(完本)黒衣伝説』朝松健(早川書房)1/1
『パスカルの鼻は長かった』小峰元(講談社文庫)1/1ISBNなし
『時間衝突』バリントン・J・ベイリー(創元推理文庫)1/1
『三つの棺』J・D・カー(ハヤカワ・ミステリ文庫)1/1ISBNなし
『エイリアン妖山記』菊地秀行(ソノラマ文庫)1/1
『順列都市』グレッグ・イーガン2/2
『ターミナル・エクスペリメント』ロバート・J・ソウヤー(ハヤカワ文庫SF)1/1
『復活祭のためのレクイエム』新井千裕(講談社文庫)1/1
『精神現象学』G・W・F・ヘーゲル(平凡社ライブラリー)2/2
『伯母殺し』リチャード・ハル(ハヤカワ・ミステリ文庫)1/1ISBNなし
『ゲーデルの哲学 不完全性定理と神の存在論』高橋昌一郎(講談社現代新書)1/1
『赤い館の秘密』A・A・ミルン(創元推理文庫)1/1ISBNなし
『十角館の殺人』綾辻行人(講談社文庫)1/1
『ヴィーナスの命題』真木武志(角川書店)1/1
『五百光年』草上仁(単行本未収録) - 「S-Fマガジン」1998年2月号1/1
『暗号解読 ロゼッタストーンから量子暗号まで』サイモン・シン(新潮社)1/1
『デュマレスト・サーガ』E・C・タブ(創元推理文庫)31/31
『名探偵の掟』東野圭吾(講談社文庫)1/1
『有限と微小のパン』森博嗣(講談社文庫)1/1
『魔術の歴史』エリファス・レヴィ(人文書院)1/1
『オイディプス症候群』笠井潔(光文社)1/1
『ダンス・ダンス・ダンス』村上春樹(講談社文庫)2/2
『ジョーカー』清涼院流水(講談社文庫)2/2
『抱朴子』葛洪(岩波書店)1/1ISBNなし
『殺人喜劇の13人』芦辺拓(講談社文庫)1/1
『世界魔法大全(英国篇)4』ダイアン・フォーチュン(国書刊行会)1/1ISBNなし
『妄想自然科学入門』菊川涼音(メディアワークス)1/1
『鋼鉄都市』アイザック・アシモフ(ハヤカワ文庫SF)1/1ISBNなし
『法の書』アレイスター・クロウリー(国書刊行会)1/1
『イーリアス』ホメーロス(平凡社ライブラリー)2/2
『真ク・リトル・リトル神話大系』H・P・ラヴクラフト(国書刊行会)11/11
『僧正殺人事件』ヴァン・ダイン(創元推理文庫)1/1ISBNなし
『衣装戸棚の女』ピーター・アントニイ(創元推理文庫)1/1
『殺意』フランシス・アイルズ(創元推理文庫)1/1ISBNなし
『トンデモ本の世界』と学会(宝島社文庫)1/1
『ガダラの豚』中島らも(集英社文庫)3/3
『悪霊の館』二階堂黎人(講談社文庫)1/1
『知性化戦争』ディヴィッド・ブリン(ハヤカワ文庫SF)2/2
『タウ・ゼロ』ポール・アンダースン(創元SF文庫)1/1
『月に呼ばれて海より如来る』夢枕獏(徳間文庫)1/1
『イメージシンボル辞典』アト・ド・フリース(大修館書店)1/1
『椿姫を見ませんか』森雅裕(講談社文庫)1/1
『呪われし者の書』チャールズ・フォート :The Book of the Damned0/1未邦訳。原書も所蔵なし。
『トリフィド時代 食人植物の恐怖』ジョン・ウィンダム(創元SF文庫)1/1
『盗まれた街』ジャック・フィニィ(ハヤカワ文庫SF)1/1ISBNなし
『デッドソルジャーズ・ライヴ』山田正紀(早川書房)1/1
『暗闇の中で子供 The Childish Darkness』舞城王太郎(講談社ノベルス)1/1
『失われた時を求めて』マルセル・プルースト(集英社文庫)3/3
『カラマーゾフの兄弟』ドストエフスキー(新潮文庫)3/3
『吉里吉里人』井上ひさし(新潮文庫)3/3
『火星にて大地を想う』T・フロゥイング0/1不明
『吸血鬼伝承「生ける死体」の民俗学』平賀英一郎(中公新書)1/1
『エイリアン刑事』大原まり子(ソノラマ文庫)3/3
『落ち着かぬ赤毛』E・S・ガードナー(ハヤカワ・ミステリ文庫)1/1ISBNなし
『ブラウン神父の童心』G・K・チェスタトン(創元推理文庫)1/1ISBNなし
『昭和歌謡大全集』村上龍(幻冬舎文庫)1/1
『地球の長い午後』ブライアン・W・オールディス(ハヤカワ文庫SF)1/1ISBNなし
『リングワールド』ラリィ・ニーヴン(ハヤカワ文庫SF)1/1
『エンダーのゲーム』オースン・スコット・カード(ハヤカワ文庫SF)1/1
『たったひとつの冴えたやり方』ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア(ハヤカワ文庫SF)1/1
『奇想、天を動かす』島田荘司(光文社文庫)1/1
『最上階の殺人 Shinjusha Mystery』アントニイ・バークリー(新樹社)1/1
『夢の樹が接げたなら』森岡浩之(ハヤカワ文庫JA)1/1
『スターダスト・シティ』笹本祐一(ソノラマ文庫)2/2
『陸橋殺人事件』ロナルド・A・ノックス(創元推理文庫)1/1
『金なら返せん!』大川豊(幻冬舎アウトロー文庫)1/2「地の巻」幻冬舎版なし。別版はあり
『海を見る人』小林泰三(ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)1/1
『ホッグ連続殺人』ウィリアム・L・デアンドリア(ハヤカワ・ミステリ文庫)1/1
『思考する物語 SFの原理・歴史・主題』森下一仁(東京創元社)1/1
『ドグラ・マグラ』夢野久作(角川文庫)2/2ISBNなし
『たそがれに還る』光瀬龍(ハルキ文庫)1/1
『ダーコーヴァ年代記』M・Z・ブラッドリー(創元推理文庫)22/22
『――――』――0/1不明
『少年エスパー戦隊』豊田有恒(てのり文庫(国土社))1/1
『ECCENTRICS』吉野朔実(小学館文庫)2/2
『太陽の簒奪者』野尻抱介(ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)1/1
『悪魔の系譜』J・B・ラッセル(青土社)1/1
『底抜け超大作』映画秘宝編集部編(洋泉社)1/1
『猫たちの聖夜』アキフ・ピリンチ(ハヤカワ文庫NV)1/1
『虎よ、虎よ!』アルフレッド・ベスター(ハヤカワ文庫SF)1/1ISBNなし
『サード・コンタクト』小林一夫(ソノラマノベルス)1/1
『五番目のサリー』ダニエル・キイス(ダニエル・キイス文庫)2/2
『赤と黒』スタンダール(新潮文庫)1/2新潮文庫版は下巻のみ所蔵。別版はあり
『百舌の叫ぶ夜』逢坂剛(集英社文庫)1/1
『星を継ぐもの』J・P・ホーガン(創元SF文庫)1/1ISBNなし
『できるかなリターンズ』西原理恵子(角川文庫)1/1
『海がきこえる』氷室冴子(徳間文庫)1/1
『――』―0/1不明
(表にコピペしそこねがあったので追加) (冊数などであちこち誤りがあったので修正)

国立国会図書館では,「長門有希の100冊」の100冊中,94冊について完全な所蔵が確認できました。また2冊については,上下巻中の片方に欠けがあるため,それぞれ0.5冊として計上しています(なお両タイトルとも,別出版社から刊行されているものについては所蔵があります)。
以上から,国立国会図書館の「長門有希の100冊」所蔵率は 95% となりました。




と,以上のとおりです。

「100冊」には,何をしようが充足できないタイトルが3冊あり,最大値が97%であることを考えると,さすがといえる数字だと思います。SFマガジンなどもちゃんと所蔵しているのは正直強みでしょうね。Amazonでの入手難易度ランクX-1,X-2に入ったタイトルがすべて網羅されてる点などは,大いに評価できるでしょう。

しかしながら,てっきり最大値の97%,あるいはThe Book of the Damnedを除いてで 96% ぐらいまではいくと予想していたのですが,意外な抜けが2冊もあったのは驚きでした。納本制度があるため,国内出版物は網羅してるはずなのですが,不思議なことに新潮社の『赤と黒』上巻,および幻冬舎の『金なら返せん!』の地の巻は未所蔵のようです。『金なら返せん!』については旧版のぴあ版については所蔵がありますし,『赤と黒』は他社からも邦訳が出ているので読めないことはないのですが,妙な落とし穴があったものです。

あと困ったのが,ISBNを入力してない本がけっこうあったこと。少し古いSF・ミステリ関係の文庫などで20冊ほどありました。おそらく初版発行時にはISBNがふられていなかったのが,現在の版までの間に付けられたものだと思います。こういうのがあるとなると,ネット書店横断検索でやってるような,ISBNでマッチングして表示,ってのも難しいかもしれませんね。

さて,この国会図書館の結果を越えるような館はあるんでしょうかね? まあここまではいかなくても,80%を越えるくらいの館がどれくらいあるのかが楽しみですね。


では次回。(つづくらしい)

投稿者 Myrmecoleon : 21:44 | コメント (791) | トラックバック

2006年10月04日

くだらない更新

タイトルの Myrmecoleon in Paradoxical Library を,

MYrmecoleon in Paradoxical Library,略して MYPL ってしたら,
NYPL(ニューヨーク公共図書館)みたいでいかさね?

とかくだらないことを思いつきました。

いや,なんかはてな分館ばっか更新しちゃってこっちがご無沙汰だなって。
でも本気でくだらないですね。ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめn(ry

あっ!

分館じゃなくてサプリメントってことにして,
Myrmecoleon in Paradoxical Library. Supplement で,MPLSってのは……

はい,すみません,ごめんなさい,もうしません。つーかわかる人すくねーよ,どっちも

投稿者 Myrmecoleon : 23:54 | コメント (1) | トラックバック